鶴間公園は、「南町田グランベリーパーク」内にある大きな運動公園。子どもの遊び場はもちろん、グラウンドやテニスコートなどの運動施設や多目的ホールやカフェが併設されているクラブハウスもあり、大人から子どもまで幅広い世代に楽しめる公園です。
東急田園都市線「南町田グランベリーパーク駅」から徒歩約5分という好アクセスで、ショッピングモールを抜けてすぐのところにあるため、子どもが買い物に飽きてしまってもすぐに気分転換に遊びに行けます。
私も3歳と小学1年生の子どもとよく利用していて、子どもたちもお気に入りのスポット。そんな鶴間公園でたくさん楽しむポイントをレポートします!
子どもから大人まで楽しめる6つのエリア
公園面積約7.1ヘクタールという広い園内には、大きく分けて6つのエリアがあります。めいっぱい遊んだり、健康的に運動したり、読書などしながらまったり休憩したり、思い思いの時間を過ごすことができます。
1. つるまの森
その名の通り、木々がたくさんある森のようなエリア。昆虫や植物もたくさん観察できます。暑い夏でも日差しを遮ってくれるのでママも子ども安心して遊ぶことができます。
散策路や休憩スペース、ベンチなどがあり、木洩れ日の中ゆったりと休めるようになっています。
散策路の道中にはスヌーピーも。園内のいろんなところに隠れているスヌーピーの足元には方角を示す矢印があり、隣接されている「スヌーピーミュージアム」まで案内してくれています。
遊具がたくさんある「森のあそびば」もあります。(遊具については後ほど「星のあそびば」「水のあそびば」の遊具とまとめてご紹介します。)
2. 運動広場
大きな芝生のグラウンドのある「運動広場」は団体向けのスペース。サッカークラブなどが練習をしている様子が見られます。
広場の周りにウレタン舗装のジョギングルートがあり、団体利用以外の方もランニングやウォーキングを楽しめるようになっています。
ここで運動会気分でかけっこを楽しむ子どもたちをよく見かけます。
3. さわやか広場
2種類ある広場のうちのひとつ。芝生と樹木に囲まれてリラックスできる「さわやか広場」。
テントやレジャーシートを敷いてゆっくりと休んだりお弁当を食べるのにも最適。木々の下に広々としたデッキがあり、敷物を持参しなくても安心してゆったりとできます。
※現在クローバーのタネをまいて生育中。2021年5月末まで全面封鎖中。
さわやか広場の横には南町田グランベリーパークへ続く階段のあるテラスも。広々とした緩やかな階段なので、家族で「グリコ」をしながら上がったり下ったりして楽しんでいます。
4. にぎわい広場
さわやか広場とは対照的に開放感があり、晴れていると日の光をたっぷりと浴びられる「にぎわい広場」。
バドミントンやフリスビー、ボール遊びなど、様々な遊びをめいっぱい楽しめる大きな広場です。
※現在新しい芝生を植えて生育中。7月下旬まで半面利用不可。
桜の木を囲んだ大きなテラスは、レジャーシートを引いてピクニックしたり、春はお花見にも最適!段差がベンチのようになっているのでそのままでも問題なく座れます。
小さい子向けの遊具が揃った「星のあそびば」も。ママたちはテラスやベンチでゆっくりしながら子どもの遊びを見守ることができます。
5. 水道みち
鶴間公園のシンボルエリアであるケヤキ並木の「水道みち」。
イベントが開催されることも多く、休日にはキッチンカーがずらりと並んでいて、おいしそうな香りが漂っています。
※緊急事態宣言中はキッチンカーの営業は休止しています。
広いので、自転車の練習やスケーボード、ローラーシューズなどで遊ぶ子どもたちもたくさんいます。
水道みち沿いの斜面にはグランベリーパーク方面に行けるスロープもあり、ベビーカーや自転車でも安心。四季折々の植物がたくさん見られ、季節ごとに楽しむことができます。
6. スポーツエリア
ほかのエリアからは道路を挟んだ反対側にある「スポーツエリア」。テニスコートや人工芝グラウンドなどがあり、運動広場と同じく基本的には団体利用ですが、個人や家族でも楽しめるスポットもたくさんあります。
スポーツエリアにも、運動広場と同じく走れる外周があり、やはり子どもたちは喜んでかけっこしています。
一番外側のラインには、途中でいくつもの筋トレメニューがあり、親子で健康的に運動を楽しめるようになっています。
スポーツエリア内には、公園の管理事務所でもある「クラブハウス」があり、スポーツ施設やレンタル遊具の貸し出しなども行っています。
カフェが併設されていてゆっくり休めるほか、ロッカーやシャワー、多目的室(スタジオ)も入っています。
スポーツ広場のすぐ横は境川沿いにつながっていて、子どもたちが遊べる「せせらぎ広場」もあります。
せせらぎ広場には小さな小川があって涼しげ。水をじゃぶじゃぶと出せるポンプのようなものがあり、子どもたちは興味津々。じゃぶじゃぶするためにいつも列ができています。
スポーツエリアの奥には、水遊びができる「水のあそびば」があります。夏になると地面から水が出てくるため、濡れてもいい服装でたっぷり遊びましょう。タオルと着替えも一式用意しておくことをおすすめします。
キッズエリアは3種類!遊具をご紹介
6つのエリアでも少し触れましたが、遊具のあるキッズエリアは3種類あります。それぞれのエリアの遊具や特徴をご紹介します。
1. 森のあそびば(つるまの森)
森の遊び場はアスレチック遊具や大きめの滑り台等があり、幼児から小学生の子ども向けのあそびばです。
アスレチックは水道みち側から登れるようになっていて、ロープや柵につかまりながら登って行きます。
登った先には90℃に曲がった網のトンネルをよじ登って行きます。ここが難関なので、小さい子どもにはまだまだ難しいです。
我が家の3歳の次女は下でお留守番して「頑張れー!こっちだよー!」と、一生懸命おねえちゃんを応援していました。
網のトンネルを超えると第2の難関ポイント、ロープの橋があります。
渡りきると遊具がたくさんあるポイントへ到着!子どもたちはみんな満足そうな顔をして降りてきます。
滑り台のある遊具は3歳の次女でも遊べそうなので、姉妹で合流しておねえちゃんの助けを借りながら一緒に登って行きました。
登れる場所は複数ありますが、段差の高い階段でも小さい子どもが登りやすいようにステップがついているのがポイント。
下にいるパパ・ママを覗けるネットもあり、そこに入る子どもたちはみんな嬉しそうに顔を出しています。
そして最後に滑り台で降りてきます。やはり子どもたちは滑り台が一番お気に入り。
遊具の下もロープに登って遊べる部分があります。
滑り台のある遊具から少し離れたところには、クモの巣型のロープ遊具。長女は上の方までぐんぐんと登って行き、次女は危ないので下の方で気分だけ楽しんでもらいました。
六角形の不思議な形の遊具は、登ったり、ぶらさがったり、いろんなところを潜ってみたりと遊び方がたくさん。長女は登る方、次女は潜る方を楽しんでいました。
カラフルなボールがついた遊具は、足をかけてバランスを取りながら渡ります。空いている時はボールに乗って揺れるだけでも楽しいので、小さい子どもも遊んでいるところをよく見かけます。
森のあそびばは地面にウッドチップが敷き詰めてあり、転んでも汚れにくく、痛みも少ないのが嬉しいポイント。また、雨の後でも地面が泥でぐしゃぐしゃになることがないのもいいですね。
いろんなところに木の切り株があり、ちょっと疲れた時に座って一休みや水分補給もできます。
2. 星のあそびば(にぎわい広場)
星のあそびばは、砂場やブランコ、低めの滑り台、スプリング遊具などがあり、乳児~幼児向けのあそびばです。
星のあそびばのシンボルでもある、星型の砂場。シャベルやバケツ、ジョウロなど好きなものを持参して遊びましょう。
山型の滑り台はアリの巣のような形になっていて、可愛らしいアリの絵も描かれています。
登れるところがたくさんあるので、様々な方向からチャレンジしながら、アリが何匹いるか数えてみたり、何度登っても楽しめます
スプリング遊具は全部で3種類。車が大好きな次女は、毎回何度もここに戻ってきて色々な種類の車に乗っています。近くにテーブルと椅子もあるので、疲れたらお茶や軽食を出して一休みも。
子どもたちに大人気のブランコは、普通のブランコ(右側)と小さな子でも安心して乗れるバケットシートのブランコ(左側)の2種類あり、大体3歳以下くらいの子は左側に並び、それ以上の子どもが右側に並んでいます。
普段遠慮気味に押しているブランコも、安心して勢いよく押してあげることができて次女も嬉しそう。
森のあそびばのアスレチックは大きい子向けでしたが、こちらには小さい子ども向けのアスレチックも。先ほどアスレチックを我慢した次女もこちらなら挑戦することができました。
水道みち側には小さな山も。登って周りを眺めたり、駆け下りたり、座って滑っている子もいました。
星のあそびばの周りには、ベンチなど座れるところもたくさんあるので、パパ・ママも少し休みながら子どもの様子を見守ることができます。
3. 水のあそびば(スポーツエリア)
夏場に地面から水が出て、水遊びができる「水のあそびば」には、水遊び以外にも遊べる遊具もあります。
ロープをよじ登るジャングルジムのような遊具は、森のあそびばにあったクモの巣状のものよりももっと複雑で高くまで登れるようになっています。
4歳くらいから小学生くらいの子向けの印象です。
全身がしっかりと映る大きな鏡もあり、ダンスを習っている娘が「ここで練習ができる!」と嬉しそうにしていました。
地面にはサークル模様など様々な模様が書かれているので、姉妹で両端からひとつずつ踏んでいって「どーん!じゃんけんぽん!」をしてみたり、どうやって遊ぶか考えるのも楽しいです。
上り下りして足腰を鍛える健康遊具。子どもたちは、ステージのようにして歌ったり写真を撮ったりしている子が多いです。
周りには様々な健康遊具がありますが、大人用なので子どもたちは向いていません。たっぷりと遊ぶなら「森のあそびば」と「星のあそびば」の方が子どもは楽しめるため、人気です。
4. ほかにも遊べるところはたくさん!
3つのあそびば以外にも、公園内にはいたるところに遊べるポイントが散らばっています。
ロッククライミング
「けんけんぱ」ができるサークル
公園内を散歩しながら、「こんなところにも遊び場が隠れていた!」と発見できるのも楽しいポイントです。
楽しいレンタル遊具
ボールやフリスビー、キックボードなど、家庭から持参することはもちろん可能ですが、鶴間公園では様々なレンタル品もあります。
グランベリーパーク内にある「Green Summit(グリーンサミット)」というお店では、ピクニックで使えるアイテムや楽しく遊べる乗り物など、鶴間公園に持ち出せるレンタル品が盛りだくさん!500円(税込)~貸し出しています。
一番人気は「EzyRoller(イージーローラー)」という、座って左右の足を蹴り出すだけでグングン進む乗り物。子どもだけでなく、大人もついつい夢中になってしまうので、たくさんのファミリーが借りていました。
Green Summit(グリーンサミット)のほか、スポーツエリアにある「クラブハウス」でもフリスビーやモルックなどを借りることができます。
飲み物・食べ物は現地調達!
飲み物は公園内の様々なところに自動販売機があるため、すぐに購入することができます。アイスの自動販売機もあるので、子どもは大喜び。
地味に嬉しいのが、キャッシュレス決済が充実していて、「PayPay(ペイペイ)」なども使えるところ。
たくさん遊んでいる時はカバンが邪魔になるので、荷物を最低限にしたいママも多いはず。スマートフォンひとつで決済できるのは嬉しいです。
一番近いカフェは、クラブハウス内にある「タニタカフェ」。
ドリンクメニューもフードメニューも、ヘルシーで健康的なものが揃っています。子ども向けのハーフサイズもあり、親子に嬉しい!
ドリンクやスイーツ、サンドイッチなどの軽食は500円程度。ピザやパスタなどのセットメニューで1,000円程度です。
※緊急事態宣言中は休業中です。
さわやか広場の横の階段を上がれば、すぐにグランベリーパークの飲食店ゾーンも。テイクアウトメニューがあるお店もあるので、買って公園内で食べてもいいですね。
鶴間公園内にゴミ箱はないので、食べた後のゴミは必ず持ち帰りましょう。
トイレ・おむつ替えスペース・授乳スペース情報
トイレ・おむつ替えスペースは公園内に2ヶ所あります。
1. 運動エリア付近の「ひといきテラス」
運動広場と森のあそびばの間くらいに位置する「ひといきテラス」に、女性用トイレ・男性用トイレ・多目的トイレがあります。
女性トイレと男性トイレにはそれぞれおむつ替えスペースがあります。
おむつのゴミは捨てられないので必ず持ち帰りましょう。
トイレには補助便座がついているのが嬉しいポイント。トイトレ中の子どもも安心してトイレに連れて行くことができます。
子どもように低い手洗い場もあるため、一生懸命抱っこして手を洗う必要もありません。
多目的トイレもありますが、おむつ替えスペースはないので、男性用・女性用トイレを使うのが良いと思います。
2. スポーツエリアの「クラブハウス」
スポーツエリアにあるクラブハウスの横にも女性用トイレ・男性用トイレ・多目的トイレがあります。
こちらの女性用トイレ・男性用トイレにはおむつ替えスペースや補助便座はありません。
多目的トイレには、簡易ベッドがあるため、こちらを使っておむつ替えすることが可能です。
トイレ内におむつ替えスペースはありませんが、クラブハウス内に授乳スペースとおむつ替えスペースがあります。
授乳スペースには調乳器もあるため、粉ミルクの赤ちゃんも安心です。
基本情報・MAP
住所 | 東京都町田市鶴間3-1-1 |
アクセス | 東急田園都市線「南町田グランベリーパーク駅」から徒歩5分 町田バスセンター「町田駅」から【町89】系統 「南町田駅行き」25分 |
営業時間 | 24時間営業 (運動広場)9:00~17:00 (クラブハウス)9:00~21:00 |
駐車場 | 鶴間公園駐車場(133台) (料 金)最初の60分無料、以降30分200円(税込) (時 間)6:30~22:00 |
株式会社マチダクリップの代表取締役。リクルート社で約5年間グルメサイトの営業・編集業務を経て飲食店向けWEBマーケティング事業で独立。5年間で関わった飲食店は700店舗以上。焼鳥屋での修行経験もあり飲食店の表も裏も熟知しています。町田在住で3姉妹の父親。家族と会社のメンバーと町田駅周辺の美味しいお店に週5~6日で出没中!焼き鳥とビールを愛しています! インスタグラムはこちら 町田市にあるWEBマーケティング会社コンサルティングR株式会社(町田商工会議所所属)の代表も務めています。