防災フェスタ2023がシバヒロにて開催！防災を楽しく学べるイベント

「防災体験コーナー」リアルな体験を通じて防災意識を高める！

防災フェスタでは、消防団の方が歌と踊りを交えて救助方法を教えてくれるAED使い方講座や、ドローンの操縦体験など、普段なかなか触れることがない体験を通じて、防災について学ぶことができます。

ここでは起震車で地震体験をすることができました。小さなお子さんも、体全体で地震を体験できるということで興味津々！震度6弱は予想よりも大きく揺れ、大人でも机の脚を両手で力強く持っていないと机の下から外に弾き飛ばされそうな勢いでした。

特に印象に残ったのは、VR防災体験です。こちらの車両は全国に1台しかないんだとか！地震災害に遭う様子を映像で見ることができるのですが、小さな子供は泣いてしまうほど臨場感があり、家の家具を固定することや、食器棚が開かないようにするなどの工夫が必要だなと身を持って体感することができました。

また白バイや消防車、自衛隊のトラックなどに乗ったりすることもできました。普段乗ることのない車両がほとんどですので、貴重な体験になったと同時に、少し身近な存在になりました。

小さなお子さんも楽しく学べる！キャラクターや車と写真撮影

夏休みが近いこともあり、小さなお子さんや家族連れで賑わっていましたが、子供でも楽しみながら学べる工夫がたくさんありました。

自衛隊東京地方協力本部のキャラクター「トウチ君」や、警視庁のキャラクター「ピーポくん」と触れ合ったり写真を撮ることができました。ピーポくんからは闇バイトの危険性を伝えるチラシをもらえましたよ。可愛らしいキャラクターは子供たちに大人気でした！

また消防士の服装に着替えて写真撮影もできちゃいます！これは小さなお子さんが喜ぶこと間違いなしですね。

その他ブースでの企画や体験も！

中央にある講演会スペースでは、防災についての講演会や、防災漫才が行われていました。

自衛隊のブースでは炊き出しを行っており、備蓄食のお米を使ったカレーを無料でいただけました。アルファ米というお米を使用し、一粒ずつが少し小さめですが、普段食べるお米とほぼ同じクオリティの美味しさ！カレーは辛すぎず、子供から大人まで食べられるマイルドな味でした。非常時にいつも通りのご飯が食べられるのはとってもありがたいですよね。

キッチンカーで軽食の販売も行っていました。かき氷や丼ぶり、クレープなど幅広いナインナップで、お祭りに来ているような気分を味わえました。

食料やトイレなどの備蓄品を見直そう

他にも一般の企業や団体がブースを出し、防災に関わる展示などを行っていました。

こちらは「液状ミルク」のブース。災害時にはミルクが配給されなかったり、ミルクを粉から作ったりすることは難しいため、「液状ミルク」を備蓄しておくことで災害時や外出時にさっと飲ませることができるとのことでした。

東京都水道局のブースでは、非常時に配布される飲料水を入れるための袋が配られました。これがないと水を災害時にもらうことができないんだとか。ですので、家に袋を事前に準備しておくことが大事になります。

食料品や水の備蓄にばかり気を取られがちですが、段ボールで作れる簡易ベッドや、簡易トイレを準備しておくことも大切です。今はホームセンターなどで容易に手に入れることができ、そこまでかさばることもないそうですので、十分な数を確保しておく必要があるなと感じました。

今回のイベントで防災グッズを実際に無料でたくさんもらうことができました。災害時も普段と変わらない味のご飯が食べられることも、精神的に大切だと学んだので、今後のために必要な備蓄品をそろえようと思いました！

ブース出展者一覧

東京消防庁町田消防署
防衛省陸上自衛隊第1師団第1施設大隊第2中隊
東日本段ボール工業組合
NTT東日本　東京西支店
株式会社ジェイコム湘南・神奈川　町田・川崎局
一般社団法人 ジャパンケネルクラブ
ベクセス株式会社
警視庁 町田警察署・南大沢警察署
株式会社三和
社会福祉法人 町田市社会福祉協議会
町田市農業協同組合
東京ガスネットワーク株式会社　東京西支店
東京都水道局 町田サービスステーション
防衛省自衛隊東京地方協力本部 町田募集案内所
KDDI株式会社 南関東総支社
町田市管工事協同組合
日本郵便株式会社 町田郵便局
東京電力パワーグリッド株式会社 多摩総支社
株式会社明治 関東支社
東京都総務局総合防災部防災計画課
一般社団法人 町田市建設業協会